頭痛外来(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・危険な二次性頭痛の鑑別)タイプを見極めて、効く治療を選ぶ

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こんなお悩みはありませんか?

頭痛は大きく分けて、ほかの病気が原因でない一次性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛など)と、脳卒中などの病気が背景にある二次性頭痛があります。まずはタイプを見極めることが、適切な治療の第一歩です。

頭痛のタイプを知る一次性 3 タイプと二次性の見分け方

一次性頭痛は主に3タイプ。どれもよく見られる頭痛ですが、特徴や効きやすい薬が違うため、タイプに合わせた治療が大切です。ご自身の頭痛に近いものがないか、参考にしてみてください。

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片頭痛(へんずつう) 国内 約8%

一次性頭痛(拍動性・片側性)

特徴はズキズキ拍動性の痛みが4〜72 時間続き、吐き気・光や音への過敏で動けなくなるタイプ。女性に多い。

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「いつもの頭痛」と片頭痛を見分ける手がかりは持続時間随伴症状です。当てはまるものが複数あれば、片頭痛として相談してみてください。

  • 痛み方:脈に合わせてズキンズキンと拍動。片側性が多いが両側のことも
  • 動作で悪化:階段の上り下りや家事で痛みが強くなり、横になりたくなる
  • 随伴症状:吐き気・嘔吐、光や音・においへの過敏
  • 前ぶれ(前兆):視界にギザギザの光が見える「閃輝暗点」が出る人も(2〜3 割)
  • 誘因:寝不足/寝過ぎ・月経前後・天気の変化・空腹・赤ワインなど
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緊張型頭痛 最も多いタイプ

一次性頭痛(締めつけ感・両側性)

頭の周りをギュッと締めつけられる両側性の鈍い痛み。首・肩のこりと結びつきやすい、もっとも頻度の高い頭痛。

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「頭が重い」「鉢巻きで締めつけられる」感じが続く頭痛です。動いて悪化しないこと・吐き気を伴わないことが片頭痛との分かれ目になります。

  • 痛み方:両側性で、圧迫感・締めつけ感・頭重感が中心(拍動性ではない)
  • 強さ:軽度〜中等度で、仕事や家事は何とかこなせることが多い
  • 動いても悪化しない:歩行・階段昇降で楽になるか変わらない
  • 随伴症状:吐き気・嘔吐は乏しい(光/音過敏もどちらか一方なら可)
  • 誘因:長時間のデスクワーク・うつむき姿勢・睡眠不足・精神的ストレス
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群発頭痛 15分〜3時間の発作

三叉神経・自律神経性頭痛

片目の奥をえぐられるような激痛15 分〜3 時間続き、涙・鼻水・目の充血を同じ側に伴うタイプ。

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「じっとしていられない」激しい片側の眼痛が、ある時期に集中して繰り返します。眼の症状(涙・充血・鼻づまり)が同じ側に出るのが大きな手がかりです。

  • 痛み方:必ず片側、目の奥や側頭部の刺すような・えぐるような激痛
  • 持続・頻度:1 回 15 分〜3 時間、1 日 1〜8 回、数週〜数ヶ月の「群発期」に集中
  • 同側の自律神経症状:涙・結膜充血・鼻づまり/鼻水・まぶたの腫れ・縮瞳
  • 夜間に多い:就寝後 1〜2 時間で目が覚めるパターンが典型
  • 誘因:群発期中はお酒が強い引き金になりやすい。中年男性に多い
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薬物乱用頭痛(お薬による頭痛) 月15日以上の服薬で要注意

二次性頭痛(飲みすぎが原因)

痛み止めを頻繁に使い続けることで、かえって頭痛が増えてしまう「お薬による頭痛」。市販薬・専用薬どちらでも起こる。

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「効かないからもう 1 錠」のサイクルが、薬の使いすぎ自体で頭痛を生む状態に進んでいます。次の数値に当てはまるものがあれば、頭痛外来で減薬計画をご相談ください。

  • 頭痛日数:月に 15 日以上、頭痛のある日が続いている
  • 市販の鎮痛薬:単剤(NSAIDs/アセトアミノフェン)を月 15 日以上、3 か月以上
  • 複合薬・専用薬:カフェイン入り総合鎮痛薬・トリプタンを月 10 日以上、3 か月以上
  • 気づきの兆候:以前より薬が効きにくい/痛くなる前に予防的に飲んでしまう
  • 背景:もともと片頭痛・緊張型頭痛をお持ちの方に起こる
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危険な頭痛 すぐ受診

二次性頭痛(脳卒中・くも膜下出血など)

脳卒中・くも膜下出血・髄膜炎など脳や血管の病気が背景にある頭痛。突然・最強・しびれや麻痺・高熱を伴うときは救急。

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普段と違う「いつもの頭痛ではない」頭痛は、命に関わる病気が隠れていることがあります。次のいずれかが当てはまればためらわず 119 番してください。

  • 突然始まる:バットで殴られたような、これまで経験したことのない激痛
  • 神経症状を伴う:手足のしびれ・麻痺・ろれつが回らない・顔のゆがみ
  • 意識の異常:もうろうとする・けいれんが止まらない
  • 感染を疑う:高熱・首のこわばり・発疹を伴う頭痛
  • 新規発症:50 歳以降に初めて経験する頭痛、パターンが急に変わった頭痛
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当院の頭痛外来の特徴MRI と薬剤調整をワンストップで

頭痛の原因を見極め、最新の治療までつなぐ体制を整えています。「市販薬でしのいでいる」「専門的に診てほしい」という方は、ぜひご相談ください。

院内でMRI検査が可能

脳腫瘍・脳出血・くも膜下出血など「隠れた原因」がないかをその日のうちに確認できます。

最新の予防治療に対応

CGRP関連の注射薬(1〜3か月に1回)や飲み薬タイプなど、従来治療で効果が不十分な方の選択肢もご相談いただけます。

頭痛ダイアリーで継続管理

「いつ・どれくらい痛んだか」「薬を何日飲んだか」を記録することで、治療の効果を一緒に確認していきます。

受診から診断までの流れ問診から MRI、診断結果まで

  1. 問診 いつから、どんな痛みか、何分・何時間続くか、頻度、きっかけなどをお聞きします。
  2. MRI検査(必要に応じて)約10〜15分 痛みのない検査です。脳や血管に他の病気がないかを確認します。結果は当日ご説明します。
  3. 診断当日 問診・診察・検査結果から、頭痛のタイプ(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・二次性頭痛など)を見極めます。
  4. 治療方針のご相談当日〜継続 生活上の工夫、急性期の薬、予防の薬などを、ご本人の生活に合わせて一緒に決めていきます。

治療について急性期と予防の 2 本柱

頭痛治療は「急性期(いま起きている痛みを短く・軽く)」と「予防(発作の回数を減らす)」の2本柱で組み立てます。タイプ別の詳しい治療は各ページをご覧ください。

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急性期治療

いま起きている頭痛を早めに抑える

ポイントは痛みが軽いうちに飲むほど効きやすく、タイプによって選ぶ薬が異なります。

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「飲み始めるタイミング」と「効いているかの見極め」がうまくいくほど、痛みを短く・軽く抑えやすくなります。

  • 痛みが出始めたらすぐ、ピークまで待たずに飲むのが基本
  • 一般的な痛み止め(アセトアミノフェン・NSAIDs)が中心。多くの方はまずここから
  • 片頭痛タイプにはトリプタン・ラスミジタンなど専用の急性期薬があり、効きやすさが変わります
  • 暗く静かな場所で休む・水分を少量ずつとるのも有効
予防治療

発作の回数・つらさを減らしていく

対象は月に複数回頭痛がある方・痛み止めが増えてきた方は、予防治療で発作の回数自体を減らせます。

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予防治療は「発作を起きにくくする」ための毎日の治療です。効果が出るまでに少し時間がかかるため、定期的に通院しながら効き目を確認していきます。

  • 対象になりやすい方:月に 4 回以上頭痛がある/生活への影響が大きい/痛み止めが増えてきた
  • 効果が出るまでの目安は2〜3 か月。すぐに止めず一定期間続けることが大切
  • 経過を確認しながら1〜3 か月ごとに通院・調整するのが基本
  • 近年は注射タイプの新しい予防薬も登場し、選択肢が広がっています
  • 生活リズム(睡眠・食事・運動)や首肩のケアも、薬と組み合わせて効きを支えます

「痛み止めの飲みすぎ」にはご注意ください。市販薬を月に15日以上使い続けると、かえって頭痛が悪化する薬剤の使いすぎによる頭痛(薬剤使用過多頭痛)になることがあります。頻繁に飲んでいる方は、ひとりで増やさず一度ご相談ください。

危険な頭痛のサインすぐに受診を

以下にあてはまるときはすぐに119番・救急要請を

あなたの頭痛の緊急度をご確認ください

緊急

すぐに119番

  • 突然の、経験したことのない激しい頭痛
  • 手足のしびれ・麻痺・ろれつが回らない
  • 意識がもうろう・けいれんが止まらない
  • 高熱・首のこわばりを伴う頭痛
119に電話する
注意

今日中に受診

  • いつもと違う痛み方が数時間以上続く
  • 目の奥をえぐられるような激痛が繰り返す
  • 頭痛に加えて吐き気が強く収まらない
0942-42-1155 に電話
相談

予約して受診

  • くり返す頭痛で市販薬を使うことが多い
  • 片頭痛の予防治療について相談したい
  • 頭痛のタイプを一度きちんと確かめたい
WEB予約・アクセス

よくある質問

市販の痛み止めと、病院で処方される薬は何が違いますか?
市販薬で効きにくい場合や月に何度も使う場合は、専用薬や予防薬という選択肢が広がります。違いを 3 段階で整理します。
  1. ① 市販薬 — 軽度〜中等度の痛みを一時的にやわらげる アセトアミノフェンや NSAIDs が中心で、入手しやすく軽い発作には有効です。ただし強い片頭痛発作には不十分なことや、繰り返し使うと胃・腎への負担が問題になることがあります。
  2. ② 処方薬 — タイプに合わせた専用薬・予防薬が使える 片頭痛ならトリプタン・ラスミジタンなどの専用薬、月に何度も発作がある方にはCGRP 関連薬・従来の予防薬といった発作回数そのものを減らす治療が選べます。タイプの見極めから一緒に進めます。
  3. ③ 注意 — 市販薬の飲みすぎが頭痛を悪化させることがある 市販薬を月 15 日以上、片頭痛専用薬を月 10 日以上使い続けると、かえって頭痛が増える薬剤の使いすぎによる頭痛が起こり得ます。減らし方や予防薬への切り替えも一緒にご相談ください。
MRI検査は痛いですか?保険は使えますか?
痛みのない検査で、頭痛の原因を調べるMRIは健康保険の対象です。
  • 放射線は使わず、所要時間は10〜15分ほど
  • トンネル状の装置に横になっていただくだけ
  • 金属類は事前に外す必要あり。ペースメーカー等の方は事前にご相談ください
頭痛外来は予約が必要ですか?
通常の受診は予約をおすすめします。ただし急な激しい頭痛は予約不要・119 番が優先です。
  1. ① 通常受診 — 電話予約/WEB 予約が便利 予約なしでも受診できますが、待ち時間短縮のため電話予約/WEB 予約をおすすめします。
  2. ② 緊急時 — 予約不要・119 番が優先 突然の激しい頭痛・意識障害・しびれや麻痺を伴うときは、予約を待たずに119 番または当院へお電話を。脳卒中・くも膜下出血など時間との勝負になる病気が隠れている可能性があります。
受診の前に準備しておくとよいことはありますか?
頭痛の様子をメモか頭痛ダイアリーにまとめておくと診察がスムーズです。
  • 痛む場所・痛み方・続く時間
  • いつから、どのくらいの頻度で起きているか
  • きっかけ・伴う症状(吐き気・光や音など)
  • 現在飲んでいる薬(市販薬含む)・アレルギー
子どもや高齢の家族の頭痛も診てもらえますか?
年齢を問わずご相談いただけます。とくに高齢の方の「新しい頭痛」は早めの受診を。
  • 小さなお子さまも、症状確認に時間をかけて対応します
  • ご高齢の方の新しい頭痛は別の病気が隠れていることがあり要注意
  • 変化を感じたタイミングでの受診がおすすめ
新しい予防治療(CGRP抗体など)は誰でも受けられますか?
片頭痛の予防薬として開発された薬で、発作頻度や治療歴から適応を判断します。適応・ペース・注意点の 3 点で整理します。
  1. ① 適応 — 月に何度も発作がある方・従来薬で効果不十分な方 月 4 回以上の片頭痛発作がある方や、従来の予防薬で効果が不十分または副作用で続けにくい方が主な対象です。診察で発作の頻度・生活への影響を確認したうえでご提案します。
  2. ② ペース — 注射は 1〜3 か月に 1 回/飲み薬タイプも選べる 注射タイプ(ガルカネズマブ・フレマネズマブなど)は1〜3 か月に 1 回のペースで投与します。注射が苦手な方にはゲパント系の飲み薬という選択肢もあります。保険適用で月 1〜1.5 万円前後(3 割負担)が目安です。
  3. ③ 注意 — 妊娠・授乳中、心血管の持病がある方は慎重判断 妊娠・授乳中の方や、心筋梗塞・脳卒中の既往がある方は慎重な判断が必要です。診察のうえ、ご本人に合うかどうかを一緒に相談します。
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つつみ脳神経外科クリニック
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午前 9:00 – 12:30 休診
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