神経難病運動神経・自律神経・免疫の働きを支える指定難病 7 疾患早期発見と専門医連携で生活を支える
⚠ 息が苦しい・飲み込めないときはこちら
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IMMUNE免疫の誤作動で起こる病気MG・MS・NMOSD の3つ
重症筋無力症(MG)
夕方になるとまぶたが下がる・物が二重に見えるなど、使うほど力が弱まり、休むと戻る病気です。
多発性硬化症(MS)
見えにくさ・しびれ・力の入りにくさが、再発とおさまりをくり返す病気です。若い〜中年の女性に多くみられます。
- こんなことで気づく
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- 片目が見えにくい(目を動かすと痛いことも)
- 物が二重に見える・しびれ・力が入りにくい
- 入浴や運動で体が温まると、一時的に悪くなる
- 首を前に曲げると、電気が走る
- 確かめ方
- MRIと、髄液(背中から採る液)の検査で診断します。
- 治療と、これから
- 急に悪くなったときはステロイドの点滴で治療します。再発を防ぐお薬が多く、早く始めるほど進行を抑える効果が期待できます。
視神経脊髄炎(NMOSD)
目の神経と、脊髄(背骨の中の神経)に重い炎症が起こる病気です。多発性硬化症(MS)とは治療が違います。
- こんなことで気づく
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- 強い視力の低下(両目のことも)
- 脊髄の長い範囲の炎症による、両足の力の入りにくさ
- しゃっくりや吐くことが、なかなか治まらない
- 確かめ方
- 血液で、この病気の原因になる抗体(抗AQP4抗体)を調べるのが診断の柱です。
- 治療と、これから
- 急なときはステロイドの点滴や血漿交換(血液から原因の抗体を除く治療)。再発を防ぐ抗体のお薬があります。
DEGENERATIVEゆっくり神経が傷んでいく病気ALS・PSP・CBD・MSA の4つ
進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症・多系統萎縮症の3つは、パーキンソン病に似た動きの症状が出るため「パーキンソン症候群」とも呼ばれます。受診の流れはパーキンソン病ページへ。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
手足の力が入りにくくなり、筋肉がやせていく病気です。
筋肉のピクピクだけでは、この病気とは決まりません。力が入りにくい・筋肉がやせてきた、が加わるときはご相談ください。
- こんなことで気づく
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- 片手・片足の力が入りにくい
- 月単位で、別の場所へ広がる
- 筋肉がやせて、皮膚の下でピクピク動く
- 確かめ方
- 診察で疑ったら、脳神経の専門病院で筋電図(筋肉の電気の検査)を行い、確定します。
- 治療と、これから
- 進行を抑えるお薬と、呼吸・栄養の支えで暮らしを保ちます。早めの相談が療養の準備につながります。
進行性核上性麻痺(PSP)
早いうちから転びやすく、目の動きが悪くなる病気です。
- こんなことで気づく
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- 早い時期から転びやすい(とくに後ろへ)
- 視線を下に動かしにくい・まばたきが少ない
- 話しにくさ・飲み込みにくさが比較的早く出る
- 確かめ方
- 目の動きの診察がカギです。頭部MRIで、脳の一部(中脳)がやせていないかも確かめます。
- 治療と、これから
- パーキンソン病の薬(レボドパ)が効きにくい病気です。骨折の前に、住まいと歩き方の工夫で転倒を防ぎます。転んで頭を打ったときは、頭のけがのページで急ぎ方をご確認ください。
大脳皮質基底核変性症(CBD)
左右差の強い動きにくさに、手の使いにくさが加わる病気です。
- こんなことで気づく
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- 左右差の強い動きにくさ・こわばり
- 手が思った通りに動かない
- 物の使い方が分からなくなる
- 確かめ方
- 頭部MRIで、脳の片側が目立ってやせていないかを確かめます。
- 治療と、これから
- レボドパの効果は限られます。症状ごとのお薬と、リハビリ・生活の工夫で一つずつ支えます。
多系統萎縮症(MSA)
立ちくらみ・尿のトラブルに、ふらつきか動きの遅さが加わる病気です。
- こんなことで気づく
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- 立ち上がった直後の強い立ちくらみ・失神
- 頻尿・尿もれ(動きの症状より先に出ることが多い)
- ふらつき、または動きの遅さ
- 夜の大きないびき・息を吸うときのゼーゼー
- 確かめ方
- 頭部MRIで脳の一部(橋・小脳)を確かめます。似た病気(脊髄小脳変性症)との見分けには、専門的な検査が要ります。
- 治療と、これから
- レボドパの効きは限られ、パーキンソン病より進行が速い病気です。早めの診断と療養の準備が大切です。
OUR CLINIC当院の役割専門病院と並行して、近くで支えます
精密検査と確定診断は、脳神経の専門病院で行います。当院は、その前とあとを近くで受け持ちます。
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見つける・つなぐ
神経の診察・院内 MRI・血液検査で調べます。筋電図・自己抗体などの精密検査と確定診断は、脳神経の専門病院へおつなぎします。
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専門病院と並行して通う
治療方針が決まったあとの通院を受け持ちます。飲み薬の処方を続けます。抗体のお薬などの専門的な治療は、専門病院で続けます。ステロイド・免疫抑制薬を使っている間のふだんの管理は当院で行えます。感染症を起こしたとき・ステロイドの量が多いときは、専門病院へおつなぎします。
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申請と暮らしの支え
難病の申請に要る臨床調査個人票(診断書)を当院で作成できます(医療費の助成と難病の申請)。介護保険の主治医意見書も承ります。
「専門病院に紹介されたら、もうここには通えないの?」
並行して通えます。専門病院が確定診断と治療方針を、当院がふだんの通院を受け持ちます。専門病院から当院に移るときは、紹介状(診療情報提供書)をお持ちください。
SUPPORT医療費の助成と難病の申請臨床調査個人票(診断書)は当院で作成できます
7 つとも国の指定難病です。認定されると所得に応じた自己負担の上限が決まり、医療費が抑えられます。
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臨床調査個人票(診断書)を
書いてもらう
当院は難病指定医の登録があります。新規申請に必要な臨床調査個人票(診断書)の作成も、当院で承ります。
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お住まいの都道府県・指定都市の窓口に出す
受け付けは保健所・保健福祉事務所などです。書き方は難病相談支援センター(=都道府県にある、難病の方の相談窓口)でも相談できます。
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認定されたあとは、
原則1年ごとに更新
更新のときも診断書が必要です。原則 1 年ごとに手続きがあります。
詳しくは難病情報センターでも確認できます。
WARNING SIGNS救急対応が必要なサイン急ぐもの・その日のうち・次の受診
病気の経過中に、次の症状が出たときの目安です。
いまの症状の急ぎかたをご確認ください
緊急
いますぐ119番
- 息が苦しい
- 飲み込めない(唾液や食べ物も)・声が出ない
- 意識がもうろうとする
- 立てない・歩けないほどの力の入りにくさが、数時間で進む
119 に電話する
注意
その日のうちに受診・ご連絡を
- 片目・両目が急に見えにくい
- むせることが急に増えた
- 熱が出て、力の入りにくさが増した
0942-42-1155 に電話
相談
次の受診でご相談を
WEB予約・アクセス
休日・夜間は、救急医療機関にご相談ください。
FAQよくある質問
家族に同じ病気の人がいない場合、遺伝の心配は?
多くの神経難病は、遺伝によらずに起こります(孤発性)。たとえば ALS の約 90% は孤発性で、家族歴がない方がほとんどです。
ただし一部の病気(家族性 ALS など)は遺伝が関係します。気になる場合は、専門施設で遺伝カウンセリング・遺伝子検査を受けられます。遺伝が関係する病気でも、お子さんに必ず発症するわけではありません。自己判断せず、専門家にご相談ください。